動物の聴覚がキャッチできる周波数帯域

YouTubeでCuddly Chill Beatsチャンネルをはじめたときのメインコンセプトは、「動物と一緒に聞きたい音楽を作成する」ことで、今もまず「どの動物が近くにいたら嬉しい?どの動物と一緒に聞いてみたい?」という問いかけから、その動物の動画を過去撮り溜めた動画から探したり、新たに撮影しに行ったりなどからスタートして、音楽をつけ始める形をとっています。
でもこの方法は、あくまでもYouTubeを見てくださっている視聴者様(人間)主体のあり方です。

でも…。

本当に「本気(マジ)」で動物が反応する音楽を作ろうとするならば…。

動物が聞くことのできる、反応できる楽器を使った音楽を、選んでいく、もしくは作っていかないといけなくなりますよね。(えらいこっちゃ!)

そこで、当初からやってみようと思いながら、まずは5動画あげなければキャンペーンが自分の中であり、後回しになってしまった(反省💦)「動物の聴覚」について、あらためて調べ直してみました。
※この記事は、インターネットや書籍を基に得た情報をもとに、個人の感想を含めて構成しております。実際の現在進行形の研究結果や専門家の知識には届かない内容であることを、ご承知おきください🙏

動物の聴覚がキャッチできる周波数帯域は、大まかですが、動物の種類によって異なるようです。
とはいえ、その音がどんな感じのものか…周波数帯域(たいいき)で表されても、全くわからないお話かと!

カドリー・チル

僕には帯域(たいいき)って言葉さえ、理解できないよ!

管理人:クウ

僕の年代だったら、AMとかFMラジオの周波数を合わせる、アンテナ持って部屋をぐるぐるするなんて経験があるから、なんとなくわかる(歳がバレるね💦)けど、君の世代だと無い話だよね。電波を利用するときの周波数の幅を表すんだけど、今回の場合は「音」の周波数なので、知覚することのできる音の周波数範囲を表すよ。
人間の可聴周波数は20~20000Hz。数字にすると、結構人間って、幅広い音を知覚することができるんだねぇ!でもこの数字はあくまでも聞こえる範囲の周波数で、聞いていて気持ち良い周波数の範囲では無いので、それを前提に話を進めよう。

…ということで、まず、それぞれの動物がどのくらいの周波数を聞くことができるかを踏まえて、楽器の音域と照らし合わせ書き出してみます。

1.

  • 聞こえる周波数帯域: 約1,000Hzから5,000Hz、種によっては最大12,000Hzまで。
  • 楽器に例えると: ピアノの高音域やフルート、バイオリンの高音域。小鳥がさえずる高い音は、楽器の高音域で表現できる音に相当。

2.

  • 聞こえる周波数帯域: 約48Hzから85,000Hz。高周波数に敏感。
  • 楽器に例えると: コントラバスの低音から、バイオリンやフルートの高音域、さらにはピッコロの音域を超えるような超高音まで聞くことができます。
    例えば、バイオリンのE線の高い音は猫が非常によく聞き取れる音域です。

3.

  • 聞こえる周波数帯域: 約40Hzから60,000Hz。人間よりも高周波数を聞き取れる。
  • 楽器に例えると: ベースギターの低音からバイオリンやフルートの高音域に相当する音。例えば、ピアノの鍵盤でC8に近い音も犬には聞こえます。

4.

  • 聞こえる周波数帯域: 約100Hzから30,000Hz。
  • 楽器に例えると: 羊は、チェロの低音からバイオリンの高音域まで聞き取ることができますが、猫や犬ほど高い周波数は聞こえません。

5.

  • 聞こえる周波数帯域: 約23Hzから35,000Hz。
  • 楽器に例えると: 牛は、コントラバスやベースギターの低音からバイオリンの中音域くらいまで聞くことができます。ピアノで言えば、低音から高音の一部が聞こえる範囲です。

まとめ

動物の聴覚周波数は、楽器の音域に例えると、鳥や猫、犬はバイオリンやフルートの高音域に敏感である一方、羊や牛はやや低い音域に敏感ということになります。

特に猫や犬は、人間には聞こえない高周波数を聞き取ることができるため、楽器でその音域を再現することは難しいかもしれませんが、「この楽器のこの音は聞こえるんだ」とわかると、聞かせる、または一緒に聞く音楽によって変わる動物たちの反応から、聴覚を理解しながら気持ちの良い音域を理解する手助けになるかと。

一般的な「低音域」は20Hz~600Hz(ベースやバスドラム)800Hz~2kHzの帯域は「中音域」で、日常的に人間が接する、認識しやすい帯域だとか。それを超えた「高音域」(4kHz~20kHz)になると、小鳥の声などああ、綺麗だなって思える高さから、金属を引っ掻いたゾゾっとする音まで上がってやがて認識できないほどの高音になっていく。
そう考えると、動物にとっても、彼らの「中音域」あたりが聞きやすい=気持ち良い帯域になってくるのかな?これも今後、少しずつ深掘りしていければと思います。

Cuddly Chill Beatsチャンネルは、人間の癒しのための「近くに動物にいてほしい」という欲求に応える形で作っていて、YouTubeの主導権を人間が握っている限りは、今後の選曲も、人間よりになることは確かです。

でも、牛や鳥さんあたりは、近日中の制作範囲に入ってきているので、この結果を元に、「牛は…あの「モゥ〜」の上げ下げ具合からストリングベース?」とか、「鳥さんと言ってもカナリアだったらできるだけ高く、ピッコロ使ったり?でもカラスの「かぁ〜」コミュニケーションは、結構トランペットあたりで行けるんじゃない?」なんて、考えながら作っていくことになりそうです😅。
そんなことも踏まえまして、次回のCuddly Chill Beatsチャンネルも、どうかお楽しみください!

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Cuddly Chill Beats 管理人